MARVEL(マーベル）ウェイストランダーズのシリーズ最新作が配信開始！超豪華声優陣による朗読を体験せよ！

30年前、スーパーヴィランたちが勝利した。
レッド･スカルはアベンジャーズやX-MENをはじめとするスーパーヒーローをほぼ全滅させた後、アメリカ合衆国を支配する。それ以来、心に傷を負ったウルヴァリン（大塚明夫）はひとり生き残った罪悪感と、仲間のX-MENやミュータントの生徒たちを守れなかった自己嫌悪から自分を見失い辺りを彷徨う。

ウルヴァリンは隠れて暮らすミュータントの少女ソフィアと出会い、X-MENの元メンバーで今では疎遠になっているキティ･プライドとレイチェル･サマーズのもとへ送り届ける約束をする。レッド･スカルと彼の側近クロスボーンズがウルヴァリンを罪人に仕立て上げ、世間のミュータントへの憎悪を一触即発の状態にまでエスカレートさせると、ウルヴァリンはレッド･スカルやその凶暴な仲間たちと真っ向勝負するしか道はないと理解する。だが、そんなウルヴァリンを衝撃的で残酷な事実が打ちのめす…

世界が破滅したあとの未来を描く、マーベルズ･ウェイストランダーズ、スターロード。
ピーター･クイル（古田新太）とロケット(多田野曜平)は歳をとり、少しお腹が出て動きも鈍く、ガーディアンズ･オブ･ギャラクシーだった栄光の日々に比べ怒りっぽくなっている。スーパー･ヴィランたちが世界を掌握してから30年後の地球に墜落した彼らは、そこが以前とはまるで違う世界であることをすぐに理解するのだった。
リゲル帝国から来たレコーダー、愛称「コーラー」は元ガーディアンズたちに同行し、彼らのミッションを記録している。そのミッションとはコレクターがクイルたちに付けさせたギロチン･ネックレスによって首が切り落とされる前に、コズミック･パワーを生み出すという古代の遺物ブラック･ボルテックスを見つけるというものだった。彼らはドクター･ドゥームが支配する中西部の荒れ果てた不毛の地で、永遠の若さを保つテレパスのエマ･フロストや、ならず者の集団ゴースト･ライダーズ、そして血に飢えたクレイブン･ザ･ハンターに出会う。

30年前、世界中のヴィランが一斉蜂起しヒーローたちが全員死んだ。
主なヒーローはみんな死んでしまったのだ。アベンジャーズでただ一人生き残ったホークアイ（鳥海浩輔）は現在、サーカス団の一員で、人生最悪の日を再現したショーを日々観客に披露している。彼は無愛想で打ちひしがれ視力を失っているが、ヒーローでありたい、仲間の仇を討ちたいという情熱を今も心に抱いている。そして彼は、今にも自分がすべきことを成し遂げようとしている。それは最愛の仲間たちに死をもたらした者をすべて殺すことだ。
ブラザーフッド･サーカス団によるカーニバルとリングマスターの巡回興行がジモ王国（かつて南西部の砂漠として知られていた地域）に着くと、離れて暮らしていた17歳の娘アッシュ（ファイル―ズあい）が突然、ホークアイを訪ねてやってくる。親友を亡くし、復讐を心に誓ったアッシュはホークアイの秘密のミッションに付いていくと言ってきかない。ヒーローのいない世界でアッシュは真のヒーローとは何かを学ぶのだった。

ヴィランたちが勝利した日（Vデー）から約30年後、ヘレン･ブラック（斉藤由貴）はかつてマンハッタンのミッドタウンと呼ばれていた地区にある161階建ての集合住宅「オナー」の一室に入居する。シールドが保有し管理する「オナー」はまさに、Vデー以降ニューヨーク市を飲み込んだ暗黒世界の富と不平等の象徴だ。メディア王バージュ家をはじめとする富裕層の家族が「デカドムス」と呼ばれるオナーの最高層の10階部分の豪華なペントハウスを占領している。ヘレン･ブラックの部屋は質素な低層階「ハンドレッド･ブロック」にある。おせっかいな隣人ブライアン･ミズノ（西村健志）が紙のように薄い壁越しになぜここへ来たのかと尋ねると、ヘレンは「恋愛のもつれ」と言葉を濁す。
ヘレンが入居した日、リサ･カートライト（諸星すみれ）は「オナー」の住人を無断で監視するためにシールドが雇った民間のセキュリティ会社パノプティコグ･ソリューションズで、若手住宅警備アナリストとして勤務初日を迎える。リサはヘレンの部屋を含む「ハンドレッド･ブロック」の監視を任され、早速ヘレンが身元を偽っていることに気づく。