寒かった冬が過ぎ、連日穏やかな春の陽気が感じられますね。
新年度、新生活、新学期など新たな始まりの季節でもある春。
そんな春にぴったりな小説をご紹介します!
甘酸っぱい青春小説や恋愛小説。心温まる感動小説や時代小説。ドキドキわくわくできるような作品など、ジャンル別に紹介します!
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春におすすめの小説
花咲舞が黙ってない
著者: 池井戸 潤
TVドラマも大人気!
花咲舞の正義が銀行の闇に切り込むスカッと痛快連作短編!
その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループのはねっかえり・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役……このままでは我が行はダメになる!
店長がバカすぎて
全国の読者、書店員から、感動、共感、応援を沢山いただいた、2020年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。
谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。
店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる!
毎日「マジで辞めてやる! 」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は──。
新!店長がバカすぎて
宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。
張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。
そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。
スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながら――。
拾われた男
著者: 松尾諭
俳優・松尾諭の笑いと涙のシンデレラ(!?)ストーリー。
自宅前で航空券を拾ったら、なぜかモデル事務所に拾われた。フラれること十数回、借金は膨らみ、オーディションには落ちてばかり。それでも男は人との縁を繋ぎ、やがて本当の恋をし、大役を射止める。そんな折、アメリカから一本の電話がかかってきて……。
エミリの小さな包丁
著者: 森沢 明夫
傷ついた心を癒やしてくれたのは、おいしいごはんとおじいちゃんだった。
恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。
リカバリー・カバヒコ
著者: 青山 美智子
ナレーター: 大原 さやか
2024年本屋大賞ノミネート作
みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。
新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。
春におすすめの青春小説
空とラッパと小倉トースト
著者: オザワ部長
音と心の絆が紡ぐ、吹奏楽青春ストーリー!
オザワ部長が愛知工業大学名電高校吹奏楽部の取材協力で執筆する、完全オリジナル小説。福岡県の山奥の一軒家で生まれ育った少女・天川美森は、中学卒業前に名古屋に移り住む。名古屋に到着したその日、美森は「吹奏楽の聖地」名古屋国際会議場近くの川辺でトランペットを吹く同い年の少年・安曇響と出会う。入学した高校の校内で響とばったり再会した美森は、川辺で聴いたトランペットの音を思い出し、唐突に自分も吹奏楽部に入ることを決意する。だがそこは、全国的に超有名なハイレベル吹奏楽部だった!全国大会を目指す、美森と仲間たちの日々が始まるーー。
逆ソクラテス
著者: 伊坂 幸太郎
2021年本屋大賞ノミネート作
第33回柴田錬三郎賞受賞作
——僕は、そうは、思わない。敵は、先入観。世界をひっくり返せ!
伊坂幸太郎史上、最高の読後感。デビュー20年目の真っ向勝負!
無上の短編5編(書き下ろし3編を含む)を収録。
おかげで、死ぬのが楽しみになった
著者: 遠未 真幸
青春くらい熱くて尊い!泣ける「老春」小説刊行!
心がぽかぽかあったまる、ほっこりコメディをどうぞ。
定年退職後、無所属、無希望。かつて応援団員だった3人が、友人の通夜で集まった。
そこに、「応援団を再結成してくれ」と遺書が届くが、
誰を応援してほしいのかが分からない……!?
櫓太鼓がきこえる
著者: 鈴村 ふみ
表舞台には立たないけれど頑張る人全員にエールを送る物語。
第33回小説すばる新人賞受賞作。
高校を中退し、相撲ファンの叔父の勧めで弱小相撲部屋に呼出見習いとして入門した17歳の篤(あつし)。実家を出たいがため、志もないままこの道を選んだ。しかし、力士たちと生活を共にし、彼らの挑戦や葛藤に立ち会ううち、「呼出」という仕事の喜びに目覚めていく――。
蹴りたい背中
著者: 綿矢 りさ
文学史上の事件となった127万部のベストセラー
史上最年少十九歳での芥川賞受賞作
ハツとにな川はクラスの余り者同士。ある日ハツは、オリチャンというモデルのファンである彼の部屋に招待されるが……
春におすすめの恋愛小説
夜は短し歩けよ乙女
著者: 森見 登美彦
山本周五郎賞受賞!
キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。
赤と青とエスキース
著者: 青山 美智子
その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく――。
2度読み必至! 仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
●プロローグ
●一章 金魚とカワセミ メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。
●二章 東京タワーとアーツ・センター 30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。
●三章 トマトジュースとバタフライピー 漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。
●四章 赤鬼と青鬼 パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。
●エピローグ 水彩画の大家であるジャック・ジャクソンの元に、20代の頃に描き、手放したある絵画が戻ってきて……。
今夜、世界からこの恋が消えても
著者: 一条 岬
唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末。
第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!
僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは――。
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。
そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。
「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」
日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。
ぼくは明日、きみと恋する
著者: 藤川 巴
ナレーター: 小岩井 ことり
「昨日よりももっと、明日の颯汰がすきだよ」―だからきっと、また、めぐりあえるよ。
著者完全監修!原作小説を本作のために抄訳した特別編。
「今日をやり直してみない?」 幼馴染の颯汰(そうた)が時間旅行機の試乗キャンペーンに当選し、そんな言葉でタイムトラベルに誘われた明日花(あすか)。颯汰に想いを告げるべくタイムトラベルを繰り返す明日花だったが、二人を待っていたのは悲しい出来事だった……。過去は変えられない。でも、未来なら、変えられるはず。当たり前の日常が愛おしく思える、切ない純愛ストーリー。
きのうの春で、君を待つ
著者: 八目迷
大きな感動を呼んだ、『夏へのトンネル、さよならの出口』に続き、八目迷×くっかで贈る、幼馴染だった少年少女の春と恋の物語。
二年ぶりに島へ帰省した船見カナエは、その日の夕方、時間が遡行する現象“ロールバック”に巻き込まれる。幼馴染で初恋相手、保科あかりの
兄の死を知ったカナエは、その現象を利用して彼の命を救おうとするが……。
春におすすめの感動小説
銀河鉄道の父
著者: 門井 慶喜
第158回直木賞受賞作。
数多くの傑作を残した宮沢賢治。その父・政次郎との究極の親子愛
明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。
賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり、長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は学問の道を進み、後には教師や技師として地元に貢献しながら、創作に情熱を注ぎ続けた。
地元の名士であり、熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は、このユニークな息子をいかに育て上げたのか。
父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など、決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を、父・政次郎の視点から描く、気鋭作家の意欲作。
コーヒーが冷めないうちに
著者: 川口 俊和
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
不思議な喫茶店で起こった、感涙必至の四つの奇跡
とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ
めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる
さくら
著者: 西 加奈子
累計55万部突破!
ありふれた家族の、きれいごとじゃない物語
この数年の間に、僕の家族にはいろんなことが起こった。そんな暮れのある一日、久しぶりにみんなが家に集まった。悲しみの深い淵のさらにその先で、物語は、ゆっくりと静かに始まる-。
掬えば手には
著者: 瀬尾 まいこ
ちょっぴりつらい今日の向こうは、光と音があふれてる。
『幸福な食卓』本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』に連なる、究極に優しい物語
私は、ぼくは、どうして生まれてきたんだろう?
大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。常盤さんは辛い秘密を抱えていたのだった。
大事なことほど小声でささやく
著者: 森沢 明夫
マッチョで陽気なゴンママのもとに今日も悩みを抱えたお客が訪れる
身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。