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ドラマ『嗤う淑女』原作小説のネタバレあらすじ・読む順番・無料で読む方法もご紹介!

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この記事では2024年7月27日より放送スタート予定のドラマ「嗤う淑女」と原作の中山七里さんによる小説版『嗤う淑女』シリーズについてネタバレありで紹介します!

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ドラマ『嗤う淑女』

放送日

第1話 7月27日(土)23:40〜 毎週土曜日23:40放送

キャスト

蒲生美知留:内田理央
野々宮恭子:松井玲奈
青木真太郎:内藤秀一郎
鷺沼紗代:小島藤子
古巻佳恵:青木さやか
神崎ドグマ:宮田俊哉
二森玲夏:円井わん
武田良平:武田航平
野々宮弘樹:前田拳太郎
麻生:大東駿介

あらすじ

小さなコンサルティング会社で働いている野々宮恭子(松井玲奈)の前に17年ぶりに現れた蒲生美智留(内田理央)。あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る17年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。

大手都市銀、帝都銀行に勤める鷺沼紗代(小島藤子)は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。そんな時、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関する全てをコンサルティングしているという美智留を紹介される。

美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。

「あなたの敵は誰ですか?ストレスの原因である帝都銀行に責任を取ってもらえばいいんです」

美智留は架空口座を作って銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫、と――。
指示通り、あっという間に借金を返済した紗代。

「美智留さんは私にとって女神様です!」

喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。

しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続け……。

美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていき……。
果たして紗代の運命は?

そして、次々に相談に来た人を掌に乗せ、欲望を刺激し、地獄へと転落させていく美智留。
そんな中で徐々に明らかにされていく、恭子を縛り続ける、17年前の事件の真相とは?
絡み合った美智留と恭子の運命は、果たしてどこに向かうのか?

(東海テレビ公式HPから引用)





原作『嗤う淑女』

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あらすじ

中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは?

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最凶最悪の悪女が誕生してしまいました・・。

ラストに待ち受ける衝撃のどんでん返し!果たして美知留の正体とは!?



※完全ネタバレあらすじ※

1章

中学生の野々宮恭子は学校でイジメの標的にされていた。
しかし、母方の従姉妹・蒲生美智留が恭子の中学校に転校してきたことによって人生は大きく変わりはじめます。

ある日の放課後、イジメの首謀者だったクラスメイトの美香は、クラスのリーダー格の男子浩一の指示のもと、男子生徒たちによって集団リンチされ、辱められてしまいます。
立ち直れないほどの仕打ちを受けた美香は翌日から不登校となり、その後転校してしまいました。実は、浩一に集団リンチを指示させたのは美智留でした。
浩一は美知留に心底惚れており、美知留からのえっちなご褒美欲しさに言いなりとなっていたのでした。そのことを知った恭子は美知留に対して恐怖心を抱きます。

イジメが無くな平穏な毎日を過ごしていた恭子でしたが、授業中に貧血で倒れてしまいます。病院で検査したところ「再生不良性貧血」と診断されました。治療法は骨髄移植が有効と診断されるが、両親との血液型が一致しなかったため一時は絶望するが、従姉妹である美智留の血液型が一致したため、移植により病気は完治します。それ以降恭子は美智留に傾倒し、片時も離れようとしなくなります。

ある日、恭子は美智留に自宅に招待され、美智留が実父から性的虐待を受けていることを知ります。美知留に助けを求められた恭子は、自殺に見せかけて美知留の実父を殺害しました。

2章

平成18年
銀行員として働く鷺沼紗代は同窓会で野々宮恭子と再会する。
恭子は従姉妹と一緒に生活コンサルタントの仕事をしているという。

同窓会から帰宅した自宅にはカード会社からの督促状が届いていた。紗代ストレスからブランド買いがやめられず、カード破産は目の前だった。
過酷な現実に絶望していたが、同窓会で恭子との会話を思い出し、彼女に電話をかける。

後日、待ち合わせしたカフェで紗代は恭子から蒲生美知留を紹介された。
美知留は目鼻立ちが整い、完璧なモデル体型の超美人だった。
紗代は美知留に現状の悩みを相談すると、「ストレスの元凶である勤め先の銀行に責任を取ってもらいましょう」とアドバイスされた。それは、架空口座を利用した横領だった。

数日後、紗代は職場で架空口座に送金し、カード会社への支払いを全て済ませました。
平穏な日々が続いていましたが、結局ブランド買いはやめられず、高級マンションへ引っ越し、ホスト通いなどを始め、横領額は総額3000万円近くにのぼっていました。

ある日、久々に美知留から連絡があり、紗代の職場の銀行に特別監査が入るかもしれないと告げられます。信憑性のある情報に紗代は泣きながら散財した結果、横領額が総額3000万円近くあることを美知留に告白します。
すがりつくように助けを求める紗代に美知留はある提案をしました。
その内容とは、莫大な利益と発展が約束された研究機関の未公開株の購入でした。
そして横領した3000万円の補填のためには最低でも1億円必要だと告げられる。

美知留のことを完全に信用しきっている紗代は、職場の上司の目を盗み、預金証書の偽造を繰り返し、架空口座の残高は2億円を超えていた。
過去の散財を猛省し、慎ましく暮らすことを心掛けて生活していた紗代でしたが、ホストから誘われて店に顔を出すことになりました。
途中、コンビニのATMで架空口座から20万円引き出そうとするも、残高不足の文言が表示される。
残高を照会してみると、3451円と表示されていた。
問い合わせてみると、現金は恭子によって店頭で引き出されていた。すぐに恭子に電話をかけるも現在使われていないというアナウンス。
美知留の事務所に訪れるも、名刺に書かれていた住所はただのウィークリーマンションで部屋はもぬけの殻だった。

完全に騙されたと悟った紗代は、頭が真っ白になり、大笑いしながら街中を歩き、気づけば駅のホームに立っていた。
そして、ホームの最前列に立っていた紗代はホームの中へと倒れていったのでした。



3章

平成19年
野々宮恭子の実家に2ヵ月ほど居候することになった蒲生美知留。
恭子の実家には恭子の他に、母親の照枝、父親の孝之、弟の弘樹が同居していた。
父親の孝之は勤め先からリストラされ、産業廃棄物処理の工場を細々と経営しおり、
就職活動に失敗した弟の弘樹その工場で父親の手伝いをしていた。

不甲斐ない現状に強い劣等感を感じていた弘樹でしたが、美知留の助言により、次第に自信を取り戻していきます。それからというもの、毎日のように美知留から助言をもらうようになり、弘樹は美知留にを異性としても指導者として惹かれていきます。

美知留が居候してから2週間ほど経ったある夜、弘樹は恭子と美知留が裸同士で絡み合う姿を目撃します。翌日、弘樹は美知留から昨夜のとについて告白された。その内容は、中学生の頃から恭子に弱みを握られて、嫌々体の関係を持たされていて、今では奴隷のような扱いを受けている。といったものだった。そして、美知留は弘樹の胸の中に顔をうずめて助けを求めた。美知留から助けを求めれ、「あんな女生かしておけない」と弘樹は心の中で冷徹に呟いた。

その夜、弘樹はパックをしたまま寝ていた恭子の顔面をくぎ抜きで何度も殴打し殺害する。殺害後、恭子の死体を工場に運んだ弘樹は追ってきた父親の孝之も恭子と同じように殺害。そして、二人分の遺体を焼却炉で燃やしたのでした。

4章

平成24年、古巻佳恵は、夫の登志雄と中学生の娘二人と生活していた。
夫の登志雄は職場を退職し、作家になると宣言したもの、働きもせずに一日中書斎に引きこもる生活を2年間送っていた。

家族3人を養うために節約し、毎日のようにパートに出る佳恵でしたが、貯金の底が見えてきて不安が積もっていた時、パート先の同僚から生活アドバイザーの蒲生美知留という女性を紹介してもらう。

美知留に悩み打ち明けた佳恵は、美知留から優しい言葉を投げ掛けられて、涙を流した。それからというもの、佳恵は美知留にお金や夫の悩みを相談するようになっていきます。
そんなある日、美知留からある解決策を示唆される。それは無理心中に見せかけて夫を殺害するといった保険金殺人でした。

数日後、佳恵は運転は私がするからと登志雄を居酒屋へ連れ出します。
居酒屋からの帰り道、酩酊して眠った乗せたまま、漁港の到着した佳恵は、登志雄を運転席へ移動させてシートベルトで固定。そして、アクセル全開のまま海へと車を走らせ、夫を殺害し、自身は助かるのでした。

事故に違和感を感じた警察は、佳恵が保険金目的で夫を殺害したと判断。
取調室で証拠を見せつけ、犯行を追及すると、佳恵は観念して犯行の顛末を供述し出しました。

5章

古巻佳恵が起こした犯行の裏に蒲生美知留という人物が関与していたことが分かり、美知留について調査をする水元と麻生二人の刑事。調査によって美知留の実父の自殺、鷺沼紗代の死、野々宮弘樹が起こした事件にも関与していることを突き止めた。

数日後、麻生は取調室で蒲生美知留と対峙した。麻生の思惑などすべて見透かしたような態度で話していた美知留でしたが、鷺沼紗代が電車に飛び込み自殺をする直前、美知留が写っている様子をとらえたビデオ映像を見せられると、顔色が変わり、弁護士を呼ぶように依頼しました。

殺人と殺人教唆の容疑で起訴された美知留。テレビや新聞では連日、美知留について取り沙汰されていました。そんな日本中が注目する中、裁判が始まります。

裁判が始まると、証拠の数々、参考人の証言などから美知留の有罪が確実かと思われた。
しかし、美知留側の証人、石原という形成外科医が過去(平成24年4月)に美知留の顔の整形手術を行ったことを証言します。そして、整形する前顔を尋ねられると、なんと野々宮恭子の写真を指し示しました。

つまり、今ここにいる被告人は蒲生美知留ではなく、野々宮恭子ということになります。
美知留の弁護人の宝来は続けてこう説明する「野々宮弘樹が起こした事件の本当の被害者は、姉の恭子ではなく、蒲生美知留であり、昔から美知留になりたかった恭子はその事件で美知留を失ったことがきっかけで自分自身が美知留になることを決意したのです。」

被告人は「事件当日、美知留の部屋のクーラーの調子が悪く、恭子は出かける用事があったため、その日だけ部屋を替えた。」と証言。
つまり、恭子の部屋で寝ていたのは美知留だが、パックをしていたため顔の判別が出来ず、弘樹は恭子だと思い込んで美知留を殺害していたということだったのです。

さらに宝来は「被告人野々宮恭子は平成24年4月から蒲生美知留として生きており、本物の蒲生美知留は平成19年に弘樹が起こした事件により殺害されています。従って平成18年に鷺沼紗代を殺害したとされる蒲生美知留ではありません。
さらに古巻佳恵に行ったのは生活改善のアドバイスの範疇を超えず、明確な教唆であったとは断言できない」と無罪を主張しました。

無罪判決が下りた翌日、被告人だった女蒲生美知留は拘置所を出所した
そう、女の正体は野々宮恭子ではなく蒲生美知留でした
そして美知留は込み上げてくる歓びを堪えきれずに高らかに嗤うのでした。

真相

野々宮家の惨劇が起きた直後、美知留は整形外科を訪ねます。
そこで、蒲生美知留から野々宮恭子に変身する手術を行います。
その後、石原の病院で再び蒲生美知留に戻したのでした。

さらに、法廷で自分は蒲生美知留ではないことを立証するために、佳恵に保険金殺人を持ち掛けた際にはわざと関与を否定しなかったのです。

そして、美知留は元通りの美貌と新しい名前を手にれることが出来たのです。
美知留に関わった人々、警察も検察も弁護士も、全ては美知留の手のひらで転がされていたのです。



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あらすじ

稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から三年。「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。
国会議員・柳井耕一郎の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、
恭子の指南を受け、不正運用に手を染めるが……
金と欲望にまみれた人々を弄ぶ恭子の目的とは!?
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あらすじ

高級ホテル宴会場で17名が毒殺される事件が発生。
犠牲者の一人、国会議員・日坂浩一は〈1〉と記された紙片を握りしめていた。
防犯カメラの映像解析で、衝撃の事実が判明する。
世間を震撼させた連続猟奇殺人に関与、
医療刑務所を脱走し指名手配中の「有働さゆり」が映っていたのだ。
さらに、大型バス爆破、中学校舎放火殺人……と、新たな事件が続発!
犯行現場には必ず、謎の番号札と、有働さゆりの痕跡が残されている。
さゆりは「ある女」に指示された手段で凶行に及んでいたが、
捜査本部はそのことを知る由もなく、死者は増え続ける一方で、
犠牲者は49人を数えるのだった……。

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まとめ

今回はドラマ「嗤う女」と原作の嗤う女シリーズについて紹介しました!
どんでん返しの帝王 中山七里さんによる嗤う女シリーズはシリーズを追うごとにスケールアップしていくので是非チェックしてみて下さい!
また、オーディブルでは原作者のどんでん返しの帝王 中山七里さんの作品も多数無料読み放題の対象なのでおすすめです!

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