全国の書店員が最もお客様に売りたい本を選ぶ本屋大賞が発表され、
宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」が見事大賞に選ばれました!
「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
『成瀬は天下を取りにいく』を無料で楽しむ方法
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例えば2024年の本屋大賞にノミネートされた作品や、過去に本屋大賞に選ばれた作品など、話題となった作品が無料で聴きくことができます。
無料で聴ける本屋大賞ノミネート&歴代大賞受賞作品
スピノザの診察室 | 2024年本屋大賞ノミネート作品 340万部のベストセラー『神様のカルテ』を凌駕する、祈りと希望にあふれた感動の物語。 |
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黄色い家 | 2024年本屋大賞ノミネート作品 善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作! |
リカバリー・カバヒコ | 2024年本屋大賞ノミネート作品 誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。 |
汝、星のごとく | 2023年本屋大賞受賞作 生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。 |
同志少女よ、敵を撃て | 2022年本屋大賞受賞作 母親を奪われた少女セラフィマは女性だけの狙撃小隊に加わり、激戦地へと向かう |
成瀬は天下を取りにいく
著者:宮島未奈(みやじまみな)
1983年静岡県富士市生まれ。滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2021年「ありがとう西武大津店」で第20回「女による女のためのR-18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。2023年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。第11回「静岡書店大賞」小説部門大賞、第39回「坪田譲治文学賞」、第21回「本屋大賞」など14冠を獲得し話題となる。続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせてシリーズ累計50万部を突破。
あらすじ
滋賀県大津市を舞台に主人公の成瀬あかりの中学2年の夏から高校3年の夏までの間に起きた出来事や、その周りの人々の出来事を描いた連作集です。
コロナ禍の夏休み、成瀬が島崎に「わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と宣言。閉店をひかえた西武大津店に毎日通い、夕方のテレビ中継に映るから見守っててくれと頼むところから物語が始まります。
勉強、運動と、一人でなんでもできてしまう多彩な才能と、独自の信念で我が道を突き進む成瀬あかりの青春物語を成瀬に関わる人々の視点で語られます。
登場人物
【成瀬あかり】
本作の主人公。
滋賀県大津市生まれ。
将来の夢は、二百歳まで生きること。
幼馴染の島崎みゆき曰く、一人でなんでも出来てしまうがゆえ、他人の目を気にせずマイペースに生きている。
【島崎みゆき】
自称凡人。
成瀬と同じマンションで育ち、成瀬家とは家族ぐるみの付き合いがある。
幼稚園の頃からの小笹馴染みで、成瀬が大物になると確信しており、そんな成瀬あかりを見守るのが己の務めだと考えている。
お笑いで天下を取りたいと言い出した成瀬と漫才コンビを組み、M-1にエントリーするのだが・・。
【大貫かえで】
自称スクールカースト最下層。
成瀬とは小学校から高校まで同じ。
高校では成瀬と同じクラスになるのだが、成瀬に対してはあまり良く思っていない。
東京の大学のオープンキャンパスで偶然、成瀬と遭遇し・・。
【稲江敬太】
大津市出身。1977年生まれの男性
現在は大阪のWeb制作会社に勤務。
成瀬とは「ときめき夏祭り」で関りわることになる。
【西浦航一郎】
広島の男子高校生。
かるた部の全国大会で成瀬に出会い一目ぼれ。
幼馴染の助けもあり、後日、ミシガンクルーズに誘われて・・。
続編『成瀬は信じた道をいく』
『成瀬は天下を取りにいく』の続編となる『成瀬は信じた道をいく』
時系列的には前作『成瀬は天下を取りにいく』のその後のストーリーです。
相変わらず破天荒で強い信念のもと猪突猛進する成瀬の人生を様々な人が語ってくれます。
【版元コメント】
唯一無二の主人公、再び。 ……と思いきや、まさかの事件発生!? 10万部突破の前作に続き、読み応え、ますますパワーアップの第2作! 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。 「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくしてなった女子大生……。 個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?
面白さ、ますますパワーアップの全5篇!
聖地
西武大津店(跡地)
作中でも度々登場し、物語のカギにもなる西武大津店。
跡地には大型マンションが建設予定のようです。
JR膳所駅
成瀬と島崎の最寄り駅。
コンビ名のゼゼカラの由来になった駅です。
⾃由通路北⼝階段上(京阪電⾞「京阪膳所駅」改札出てすぐの階段を上がった先)には成瀬と島崎のイラストが描かれた看板が設置されています!
セブンイレブン大津膳所駅前通り店
成瀬と島崎がM-1予選終わりに立ち寄ったコンビニ
大津港
成瀬が西浦たちを案内した大津港
成瀬が年に数回乗っているというミシガンクルーズに乗ることができます
湖の駅浜大津 おいしや
成瀬が西浦たちを誘って訪れた食堂。
おすすめは「近江牛コロッケ」
近江神宮
かるたの聖地として知られています
かるたの試合会場。
西浦が成瀬と出会った場所です。
まとめ
いかがでしたか?『成瀬は天下を取りにいく』ついてご紹介しました。
成瀬を見ていると、私ももっと自由に、周りの目なんて気にせずに本当にやりたいことをやろう!とポジティブに、元気になれます!私のように自分に自信が持てなかったり、心配事や悩み事が多い方には是非、読んで欲しい作品です!
きっと成瀬やその周りの登場人物たちから元気や勇気をもらえます!
また、破天荒でなんでも出来ちゃう成瀬はもちろんのこと、個性豊かな登場人物たちもこの作品の魅力の一つですよね!
個人的には成瀬の幼馴染であり、相方の島崎が大好きです!
自身について凡人と自称しますが、成瀬に負けない行動力や、成瀬をはじめ色んな人と打ち解けられるコミュニケーション能力に、思わず「あんたも十分個性的だよ!」とツッコんでしまいました笑
そして、なんといっても作品の舞台である滋賀県の魅力がたくさん描かれていいますよね。閉店してしまった西武大津店での思い出、美しい海、幼馴染や昔からの友達の存在。
著者の宮島未奈さんの地元愛がこれでもかと感じられてとても感慨深いです。
是非、滋賀に聖地巡礼も兼ねて観光したいと思いました!
今後も成瀬あかりの物語を見守りたいので、さらに続編希望です!!
まだ読んでいない方は是非、この機会に読んでみて下さい!